P.S.F. Records Modern Music 研究室

日本のアンダーグラウンド音楽シーンを牽引した今は亡きPSF Records/モダ〜ンミュージックの功績を記憶するためのPSF全カタログレビュー・思い出・投稿用ファンサイト。For Psychedelic Speed Freaks "FREAKS" We are always open to your contribution. Please contact readily. psffreaks@gmail.com

灰野敬二 / 滲有無 [PSF-7,PSFD-7]〈P.S.F. Records〉

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灰野敬二 / 滲有無

P.S.F. Records - PSF-7,PSFD-7 (1990年)

-Genre/Style-
Experimental, Psychedelic

-track list-

1. 滲有無 53:43

-Credit-

Art Direction – 田中登百代
Engineer – 吉田武司
Piano [P] – 松岡隆史
Producer [Produced] – 生悦住英夫
Recorded By [Recording] – 高橋敬一郎

 

三上寛,吉沢元治,灰野敬二 / 平成元年Live!下 [PSF-6,PSFD-6]〈P.S.F. Records〉

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三上寛,吉沢元治,灰野敬二 / 平成元年Live!下

P.S.F. Records - PSF-6,PSFD-6 (1990年)

-Genre/Style-
Psychedelic Rock

-track list-

A1 ちぎれ雲、想いはいつも 6:36
A2 コップはこわれるだろう 5:57
A3 三上工務店 8:02
B1 このレコードを私に下さい 6:32
B2 リゴー遺稿集より 8:08
B3 大感情 6:05

-Credit-

Art Direction – 岩井博義
Bass – 吉沢元治
Engineer – 吉田武司
Guitar – 灰野敬二
Liner Notes – 野沢収
Painting [Cover Painting] – 三上陸太郎
Producer – 生悦住英夫
Recorded By – 高橋敬一郎
Vocals, Guitar – 三上寛

 

三上寛,吉沢元治,灰野敬二 / 平成元年Live!上 [PSF-5,PSFD-5]〈P.S.F. Records〉

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三上寛,吉沢元治,灰野敬二 / 平成元年Live!上

P.S.F. Records - PSF-5,PSFD-5 (1990年)

-Genre/Style-

Psychedelic Rock

-Tracklist-

A1 海 8:30
A2 BANG! 6:10
A3 なかなか~なんてひどい唄なんだ 6:15
B1 きちがい∼サマータイム13:05
B2 あなたもスターになれる

-Credit-

Art Direction – 岩井博義
Bass – 吉沢元治
Engineer – 吉田武司
Guitar – 灰野敬二
Illustration – 三上陸太郎
Liner Notes – 野澤収
Lyrics By – 三上寛 (tracks: A2, A3, B2)
Music By – 三上寛 (tracks: A2, A3, B2)
Producer – 生悦住英夫
Recorded By – 高橋敬一郎
Vocals, Guitar – 三上寛

不失者 / 不失者 I Fushitsusha [PSF-3/4,PSFD-3/4]〈P.S.F. Records〉

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不失者 / 不失者 1st

P.S.F. Records - PSF-3/4,PSFD-3/4

1989(LP),1997(CD)
-Genre/Style-
Experimental, Psychedelic Rock

-track list-
A1 あっち  12:32
A2 暗号   10:21
B1 すきにやればいい   11:38
B2 とどかない   10:27
C ここ   26:06
D1 ふわ ふわ 8:04
D2 なったんじゃない 7:46
D3 迷子 10:03
-Credit-
Bass [Uncredited] – Yasushi Ozawa
Drums [Uncredited] – Akui*, Seijiro Murayama
Guitar [Uncredited] – Maki Miura
Guitar [Uncredited], Vocals [Uncredited] – Keiji Haino
 

10点 (不失者で1,2を争う聴きやすさです。宮岡)

 

 

灰野敬二氏率いる不失者のデビューアルバムにしてPSFで最も売れたという代物。(総販売枚数3000枚:生悦住さん談。)僕が16歳の時地元のブックオフで見つけて、PSFや灰野敬二のコレクションを集めるきっかけになった1枚です。綿密に作り込まれたこのアンサンブルは、ノイズとも、通常のロックとも異なる、風変わりで極端に神秘的なサイケデリック・アヴァン・ブルース。この作品が他の不失者の作品と大きく異なるのは、なんといってもその楽曲の馴染み易さであろう。当時灰野敬二をファズと轟音の人と思っていただけに、オーソドックスなギタープレイに、時にハーモニカを携え、悍しく、時に朗々と、切々と歌い上げる様には驚いた。全曲素晴らしいが、個人的に"あっち"のギターソロは何度聴いたか分からない。メンバーはこのアルバムのみ4人体制でベースは不失者の核メンバーと云える故・小沢靖さん。生悦住さんにお会いした際に(2013年)、「不失者はもう無い、不失者は小沢君のバンドだった。小沢君のベースと(灰野さんの)ギターが自由に弾きまくってるのが凄かった」と仰っていたのが印象的だった。(当時の演奏を体験することはもう叶わないが、後に紹介する不失者のDVD(PSFV-1)でその凄さを垣間見れる。)

サイドギタリストは後に静香のギタリストとして活躍される三浦真樹氏。ドラマーは阿久井喜一郎氏と村山政二朗氏。阿久井氏は2019年に不失者で再びプレイしている。

(文責:宮岡永樹)

 

日本で初めてサイケデリックの本質を真の意味で表すことができたロックバンドがこの「不失者」だが、このCDを聴くよりまずライブを体験することをおすすめる。若い人達には申し訳無いが、あなたたちが聴いてきた日本のロックと言われている大手レコード会社からリリースされている音楽群は、不失者のライブを見た後ではすべて…。

(生悦住英夫氏・STUDIO VOICE(スタジオボイス)2000.⑦月号VOL.295より引用)

 

HIGH RISE / II [PSF-2,PSFD-2] 〈P.S.F.Records〉

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High Rise – High Rise II

P.S.F. Records - PSF-2,PSFD-2
1986年(LP),1993年(CD)
-Genre,Style-
Garage Rock, Punk, Psychedelic Rock

-track list-
1 Cycle Goddess (0:54)
2 Turn You Cry (3:06)
3 Cotton Top (4:19)
4 Last Rites (2:49)
5 Wipe Out (5:13)
6 Pop Sicle (13:10)
7 Monster A Go Go (5:23)
8 Induced Depression (3:59)
-Credit-
Bass, Vocals – Asahito Nanjo
Drums – Yuro Ujiie
Executive-Producer – Hideo Ikeezumi
Guitar – Munehiro Narita
Producer [Produced By] – High Rise 
Recorded By – Kenji Nakazawa 
Recorded By, Mixed By – Kazuteru Hama

 

10点 (とても聴きやすいです。宮岡)

 

 

記憶の彼方より
(参考資料 : G-modern Vol.13)

これは上質なハードロックである。 サイケかどうかは最早問題ではなく、ハードロックである。
そして、地の果てまで疾走する。

私も所持している記念すべき一枚目のアルバムは、 どこかの練習スタジオでカセットテレコで録音したそうであるが、 この二枚目のアルバムは所謂"マイクを何本も立てて" 録音した物との事。
またこのアルバムを録音した頃からドラマーが高橋幾郎氏から氏家 悠路氏となり、ライブハウスで演奏する様になったらしい。
折しも時代はインディーズブームに沸き、 地下には本当に沢山の独特な、不思議な、 変わったバンドが犇いていた。
非常に繊細であるとか、 極端に人見知りをするだとか精神が不安定であるとか。。 不健全さが大っぴらに美点となるのはこの頃からではなかったかし ら。もう少し前かな。 わたしもジャンクフードばかり食べて栄養失調気味だったから、 他人をとやかく言えないけれど。
そんな中で、サイケデリックなムードを愛する層にHIGH RISEの噂は流れていた。
サイケデリックであると言う事はどういう事か。
ドラッギーである、オルガンが鳴っている、 キーがどんどん転調して捉え所ない、とか? 髪を伸ばしペイズリー模様やカラフルなシャツを着ている事か。 或いは黒い服を。
それは所詮、ごく表面的な要素でしか無いだろう。 ぎりぎりまで追い込んで、とある境界線を越えた時、 吹っ切れた様に爽快な動きを見せたスタイルであり、 追い込まれ迷走するスタイルである。
サイケデリックであるかどうかが重要なポイントとなる事も多いけ れど、果たしてそれは美点なのだろうか?
この盤が、サイケデリックであるかどうかはよくわからない。 少なくとも上質のハードロックであるのは確かだ。
HIGH RISEやPSF系のライブに行った際、 フルフェイスのヘルメットを抱えた成田氏を見かけた事があり、 ああなるほど、と感じていた。やっぱり男の子は、 暴走するものが好きなのね、と。
その後数日間続く耳鳴りを愉しみながら、 スピードとはこの世で最も美しい現象なのではないかと感じる。 それは単なる思い出ではない。 しっかりと心の奥底に刻まれた確信である。
(大分前に発売されたDVDはこの頃のライブだと思う。)
そしてこの二枚目のアルバムについて何処から知ったのか、 ビアフラ氏の情報網やネットワークにも驚かされる。
その後時は流れ、殆どの録音は再発され、 誰もが気軽に楽しめる様になった。
私もGreen Flamesのライブに何度か足を運んだ。勿論それは、 あのHIGH RISEではない。時は流れ、人は歳を取る。 どんなに好い年の取り方をしていたとしても、その時の緊張感、 気力や勢いなどは取り戻せない。そして青臭さも。
再び同じメンバーで演奏したからと言って、同じ演奏ではない。 それは単なる懐古趣味である。
追体験のみの若いリスナーには申し訳ないが、 リアルタイムで体感した記憶は、 その瞬間を生きたかけがえのない宝物である。
どうかこの盤を手に取り、当時の空気を想像して欲しい。 出来る限りの感覚を駆使して、目を閉じて、 あの時代のアンチノックや二万ボルトにいる気分を妄想して欲しい 。
あの頃のライブハウスの空気はむせる様な熱気を孕んでいたが、 確実に現在とは異なっている。時代背景も、居合わせた人物も、 似ている様で全く違う。記録された轟音だけが、 生々しく息づいている全てである。

再結成など、(勿論不可能であるが) 決してあってはならないのだ。

(Rie Fukuda)

 

 

HIGH RISE / Psychedelic Speed Freaks [PSF-1] 〈PSF Records〉

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HIGH RISE / Psychedelic Speed Freaks

P.S.F. Records - PSF-1 (1984年)

-track list-

Induced Depression
P.S.F.
Stone Addict
Take A Trip

-credit-

Asahito Nanjo Bass, Vocals
Ikuro Takahashi Drums
Takeshi Shimizu Drums
Munehiro Narita Guitar

 

 

10点 (この音質は慣れが必要でしょう・宮岡)

記念すべきP.S.F. Records第一弾。P.S.F.の名前の由来にもなった。

 

 

 

 

レビュー募集中

 

(予定執筆者:桜井晴紀, )

 

 

PSFD-46〜61 静香 ムジカトランソニック 東方沙羅 不失者 High Rise Ché-SHIZU 吉沢元治 高木元輝 阿部薫 高柳昌行 三上寛 友川かずき 

 

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PSFD-46,1994年

阿部薫 / 光輝く忍耐 Solo 1972.4.11

 

 

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PSFD-47,1994年

吉沢元治・高木元輝 / 深海 Duo 1969.10.9

 

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PSFD-48,1994年

HIGH RISE 

 

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 PSFD-49,1994年

三上寛友川かずき / 御縁

 

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PSFD-50,1994年

不失者 / 悲愴

 

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PSF-51,1994年

平野剛 / Distance (LP)

 

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PSFD-52,1994年

静香 / 天界のペルソナ

 

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 PSFD-53,1994年 (BE-004/53,2018年)

Ché-SHIZU / A Journey

 

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PSFD-54,1994年

吉沢元治 / Empty Hats

 

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PSFD-55,1994年

吉沢元治 / 割れた鏡または化石の鳥

 

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PSFD-56,1995年

阿部薫Trio / 1970年3月,新宿

 

 

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PSFD-57,1995年

高柳昌行New Direction / Live independence

 

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PSFD-58,1995年

東方沙羅 / 東方沙羅

 

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PSFD-59,1995年

友川かずき / 一人盆踊り

 

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PSFD-60,1995年

三上寛 / Jazz・その他

 

JAZZ・その他

あまりにもいいアルバムだが、一聴してもどうにもわからないかも知れない。自分が何よりそうでした。

ひたすら唸り続けていると思ったら、5分間ただずっと「耳」とだけ歌っていたのだと気づくM2の「耳」、ほんのそれだけの、身も蓋もない歌なのに、一度聞くと何故かこびりついて離れない。それがきっかけでこのアルバムにのめり込んでいった、聞き流していたらわからなかったかも知れない。

もうとっくにそうだったが、若い頃のような捨て鉢な歌い方ではない、決して戻れない境地にたどり着いたようで、個人的にはPSFからリリースされた三上寛の作品で最も好きなアルバムです。というか、このアルバムは三上寛の一つの頂点のような気がする。

底知れぬ情念渦巻く「マギリ」から、軽妙なロックンロール「ダッキング・ボーイ -ダンシング義隆へ-」のメドレーとなるラストM7も素晴らしい。ジャケの家族写真がホラーっぽいのも好きなポイントですね。

(文:しろしろ)

 

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PSFD-61,1995年 (BE-10/61,2020)

Musica Transonic / ムジカトランソニック登場

 

 

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